パンク

そこにいる人達が嫌な気分にならない空間。

そんな快適な空間を作る為、

発言や行動をするように心掛けてきた。

両親の喧嘩をずっと見続けて、

嫌な気分を散々味わってきた私にとって、

そんな空間を作る事はとても重要。

だから、

その空間をぶち壊す人が嫌で嫌でたまらない。

その人の行動や発言で、

空気が変わる。

場の空気が凍る。

私にとって地獄のはじまり。

変わってしまった空気を元に戻す為、

頭をフル回転させるからとても疲れてしまう。

昨日もまた、
必死に考えながら対応したけれど、
色んな人のタイミングが全く合わず、
どんどん悪くなっていく空間に、
私の頭は限界を迎え、
久々にパンクしてしまった。

悔しくて悔しくて、

人がいない所で、

声を殺しながら地団駄を踏んだ。

相手に向かって、

大声で泣き叫んだら、

怒りに任せて暴れられたらどんなに楽だろうか。

でも、

そんな事をしても何も解決しない事は、

今までの経験でわかっている。

だから、

静かに自分を落ち着かせるけれど、

涙のスイッチが壊れてしまって、

まだ元に戻らない。

何度も繰り返される状況を、

改善するどころか、

悪化させている事になぜ気付いてくれないのか。

快適な空間を作ろうしてきたけど、

もう何が正しくて何が間違っているのか、

わからなくなってしまった。

パンクした頭は頭痛に変わり、

空気が薄く感じる程胸が苦しいから、

涙を流す事で必死に浄化している。

昨日の出来事が、

少しでも良い方向に向かってくれる事を、

今はただ願うばかり。