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日常日記

言葉

自分に不利な事があると、
誰かや何かのせいにしたり、
言い訳をして自分を守る人がいる。
相手が子供だったら、
その事について話し合いをする事が出来る。
でもそれが大人だった時、
私の心はざわつき、
対応に困ってしまう。

本心が透けている正当化は、
その人の信用を失うだけなのに、
それを何度も繰り返されると、
いくら聞こえのいい言葉を並べられても、
その人と関わりたくなくなってしまう。

どうしてそこまでして自分をよく見せたいのか、
私は今だに理解出来ない。

以前、
理解不能な行動をしているその人に、
自分の気持ちを話した事があった。
その時返ってきた、
「私を反面教師にして」と言う言葉。
何も考えずに言った言葉なのかもしれない。
だけど私にとって、
一生忘れる事の出来ない言葉になった。

言葉はとても難しい。
私も今までの人生で、
感情に任せ、
何も考えずに言ってしまった言葉がある。
その言葉の数々を反省し、
二度と言わないと、
思いながら生きている。
だから自分の言葉が、
相手にちゃんと伝わるか、
相手を傷つけないか、
正当化していないか、
言葉選びやタイミングをしっかり考え、
同じ間違えをしないように、
頭をフル回転させて、
言葉と向き合っている。

反面教師のその人に、
心をざわつかされる度、
言葉の重要性を確認する。
ちゃんとした大人になる為に。